「90分間走り抜いて勝利を…」 天皇杯2回戦へ 清水エスパルスが篠田善之監督のもと新たなスタート
平岡宏章監督の電撃解任から一夜、J1清水エスパルスは後任として暫定的に指揮を執る篠田善之監督のもと、新たなスタートを切りました。
平岡監督の電撃解任から一夜明けた、きょう31日の練習。選手はいつもと変わらない様子でグラウンドに入りました。暫定的な監督として新たにチームを指揮するのはヘッドコーチを務めていた篠田善之さんです。
Q.監督を引き受けた理由は?
篠田善之監督:「(監督解任について)本当に責任を重く感じて、平岡さんだけに責任を取らせていいのかとか色々な考えがあるが、私も(クラブの判断に)対してしっかりと全うしたい。チャンスがあればまたチームの士気を上げたいと率直に思いました」
この日「前を向いて行こう!」という力強い言葉とともに全体練習をスタートさせた篠田監督。2019年にもシーズン途中にエスパルスの監督に就任しJ1残留。2020年以降はコーチとしてチームを支えてきました。
現在エスパルスはリーグ戦3連敗中で、J2降格プレーオフ圏内の16位に沈んでいます。シーズン途中での監督交代は4年連続です。ここから巻き返しへ。チームはあす1日、天皇杯2回戦に臨みます。
竹内涼選手:「本当にエスパルスが好きでずっと応援してくれている人のために、みんなでやり続けたい。誰も諦めることなく(という気持ちを)出していきたい」
篠田善之監督:「選手たちが躍動感を持ってプレーできるように、勝利を届けられるように、とにかくチームをまとめて(あすは)どういう相手でも90分間走り抜いてしっかりとしたゲームにしたい」