放水路を拡幅して放水能力を引き上げる方針 静岡県の狩野川放水路の改修促進に向けた期成同盟会の総会が開かれる

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 静岡県の狩野川放水路の改修促進に向けた期成同盟会の総会が清水町で開かれました。

 総会には鈴木知事や流域自治体の市長・町長、そして自民党で国土強靭化の中心的役割を担った二階俊博前衆院議員らが出席しました。

 狩野川放水路を巡っては、近年の異常気象を受けて期成同盟会が新たな放水路の建設を目指していました。

 しかし、場所の選定や建設までに時間を要すことなどから、期成同盟会は今ある放水路を拡幅して放水能力を毎秒2tから3.4tに引き上げる方針に転換しました。

 20日の総会で鈴木知事は。

●鈴木知事:
「放水路の改築は狩野川中下流の水位低下にも大きな効果が見込まれ、地域の内水被害の軽減にもつながるものであり、狩野川流域の防災力がさらに向上していくことを期待している」