【詳報】5軒はしごし1時間半の仮眠で運転 「お酒が残っていると思ったが…」 酒気帯び運転の54歳の男性教諭を停職6カ月 静岡県教委

 静岡県教育委員会は21日、酒気帯び運転で罰金30万円の略式命令を受けた県中部の特別支援学校の男性教諭を停職6カ月の処分にしました。

 県教委によりますと、男性教諭は2024年6月、静岡市内のホテルにチェックインした後、午後8時半から翌朝8時半まで、友人とともに5軒の飲食店を「はしご」しました。そして午前9時ごろ、ホテルに戻って1時間半ほど仮眠をとったあと、コインパーキングから自家用車を出庫して路上に駐車して車内で仮眠をとっていました。ところが、正午前に警察官の職務質問を受け、酒気帯び運転で検挙されました。

 教諭は翌日、上司を通じて校長に報告、校長が県教委に報告しました。教諭は2025年3月、免許取り消し処分(欠格期間2年)を受けるとともに、静岡簡易裁判所から罰金30万円の略式命令を受け、納付しました。

 教諭は「お酒が残っていると思ったが、コインパーキングの料金が時間が経つにつれ上がるので、1回車を出したいと思い、少しなら運転しても大丈夫だと思った。本当に申し訳ないという気持ち」とコメントしています。

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