【詳報】「酒を飲んで気が大きくなった」…盗撮未遂で56歳男性教頭に停職6カ月 静岡県教委
静岡県教育委員会は21日、スマートフォンで女性のスカートの中を盗撮しようとした高校の56歳の男性教頭を停職6カ月の懲戒処分としました。
県教委によりますと教頭は2024年1月、静岡市葵区で同僚との酒席に参加、その後、飲食店で前に並んでいた女性2人の下着を撮影しようとスマートフォンを女性のスカート内に差し入れました。直後に警察官に声をかけられ、性的姿態等撮影未遂の容疑で取り調べを受けました。さらに2月には自宅や勤務先に警察の家宅捜索が入り、事件が発覚しました。
その後、示談が成立した1人に対しては不起訴処分になりましたが、もう1人に対しては2025年4月に静岡簡易裁判所から罰金50万円の略式命令を受け、納付しています。
教頭は「酒を飲んで気が大きくなり、まったく理性がなくなってしまった。1回の馬鹿な行為が人生のすべてを狂わせてしまった。悔いても悔やみきれない」とコメントし、この時以外に盗撮行為をしたことはない、と話しているということです。
