「怖くなったので逃げた」…死亡ひき逃げ事件で30歳の男を逮捕 仕事帰りに3車線の真ん中を走り… 静岡市
男は「怖くなったので逃げた」と話しているということです。27日夜、静岡市で男性を車ではねて死亡させ、そのまま逃げたとして、30歳の会社員の男が逮捕されました。
27日午後10時15分ごろ、静岡市葵区昭和町の国道で通行人から「男性が道路の真ん中で、頭から血を流して倒れている」と消防に通報がありました。倒れていたのは、静岡県富士市の40歳の会社役員の男性で、頭を打っていて、その場で死亡が確認されました。

船引とわ記者:「男性をはねた車は3車線のうち真ん中の車線を走行していて、そのまま北方向へ逃げたということです」
警察は死亡ひき逃げ事件として捜査。発生から6時間後、静岡市葵区の30歳の会社員の男をひき逃げなどの疑いで緊急逮捕しました。現場はJR静岡駅から西に400メートルほどのホテルや飲食店などが立ち並ぶ場所。国道1号につながる、交通量も多い道路です。男の自宅はそこから車で8分ほどの場所にあります。
警察の調べに対し、男は「事故を起こしたことは間違いありません」と容疑を認めていて、「怖くなったので逃げた」と話しているということです。
当時、男は仕事から帰る途中で、検査の結果、アルコールは検出されませんでした。繁華街で起きた、死亡ひき逃げ事件。警察が事件のくわしいいきさつを調べています。
