旧天竜林業高校の贈収賄事件 再審を請求している元校長が三者協議の早期開催を求め裁判所と地検に要請書を提出

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 旧天竜林業高校の贈収賄事件をめぐり、再審を請求している元校長が、三者協議の早期開催を求め、裁判所と地検に要請書を提出しました。

 旧天竜林業高校で起きた贈収賄事件では、有罪が確定した北川好伸元校長と中谷良作元天竜市長が無罪を求めて再審を請求しています。

 北川元校長は28日午前、支援者らと共に地裁浜松支部と地検浜松支部を訪れ、弁護側・検察側双方と裁判所による三者協議の早期開催と未提出証拠の開示を要請しました。

●北川好伸元校長:
「(協議を)やらなければいつまでたってもこの事件は解決しません。とにかく一歩は三者協議」

 この再審請求を巡っては地検浜松支部は3月、弁護団の主張を受けた意見書を地裁浜松支部などに提出。意見書で検察はこれまで開示していなかった、贈賄に関わった銀行員の供述調書と、中谷元天竜市長と当日面会していた天竜林業高校事務長の供述調書あわせて4通を証拠として提出しています。