再審開始求める署名を裁判所に提出 有罪確定の元校長「裁判官に目を向けさせるのは世論」 静岡・旧天竜林業高校の贈収賄事件

 旧天竜林業高校で起きた贈収賄事件で有罪が確定し、第二次再審請求を申し立てている元校長らが、再審開始を求める署名を静岡地裁浜松支部に提出しました。

 旧天竜林業高校の北川好伸元校長は、中谷良作元天竜市長の孫の調査書の改ざんを指示し、現金20万円を受け取った加重収賄などの罪で2010年に有罪判決が確定しています。一貫して無罪を主張する北川元校長は、10月に第二次再審請求を地裁浜松支部に申し立てていて、12日、愛知県の支援者らとともに再審開始を求める223人分の署名を地裁浜松支部に提出。三者協議の開催も要請したということです。

北川好伸元校長:「裁判官に、こちらに目を向けさせるのは私たちではなく、世論だと思う。世論の力で、皆さま方の力を重ねていただきたい」