ごみ処理費用を浮かせたか…産廃を家庭用のごみ捨て場に不法投棄した容疑で業者を逮捕 静岡県警
産業廃棄物を家庭用のごみ集積場に不法に捨てたとして、産業廃棄処理業者の役員ら3人が逮捕されました。
廃棄物処理法違反の疑いで逮捕されたのは、静岡市駿河区の55歳の会社役員ら3人です。3人は産業廃棄処理業者の役員と従業員で、去年10月ごろ、静岡市駿河区の家庭用のごみ集積場に、複数回にわたってビニールなどの廃プラスチック合計約57キロを不法投棄した疑いが持たれています。
警察によりますと、静岡市から「家庭ごみの中に産業廃棄物が混ざっている」と連絡を受け、捜査していました。廃プラスチックの処理には1トン当たり3万円ほどかかり、警察は、会社の業績が悪化していたことから、ごみの処分にかかる費用を浮かせようとした可能性も視野に調べています。