静岡市清水区の排水路で男子中学生が死亡した事故 遺族が県に損害賠償を求めた裁判で和解が成立

 7年前、静岡市清水区の排水路で男子中学生が死亡した事故の遺族が、県に損害賠償を求めた裁判の和解が成立しました。

 2018年6月、静岡市清水区で当時中学1年生の生徒(当時12)が排水路で転落し死亡した事故で、母親が県に慰謝料など1000万円の損害賠償を求め、提訴していました。

 母親によりますと、県が650万円の和解金を支払うことや再発防止に努めることを条件に和解が成立したということです。

 母親は「県は事故を忘れる事なく命が犠牲になっていることを感じてほしい」としています。

静岡市清水区の排水路で男子中学生が死亡した事故 遺族が県に損害賠償を求めた裁判で和解が成立