「逮捕されないよう弁護士に供託金を送って」…60代男性が計1860万円だまし取られる 静岡・沼津市

 静岡県沼津市の60代男性が、内務省などを名乗る人物の電話で現金と電子マネー合わせて1860万円をだまし取られました。

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 警察によりますと、2月から5月までに沼津市の60代男性の自宅に、内務省や警察官を名乗る人物から「インターネットサイト使用料の未納金がある」「携帯にウイルスが入っているから保険に入る必要がある」などと複数回電話があり、電子マネーを購入しては、電話でカード番号を伝えました。さらに、警察官を名乗るものから「内務省の職員が逮捕され、あなたも共犯者になる。逮捕されないように、供託金を弁護士に郵送する必要がある」などと言われ、複数回にわたり現金を送付した、ということです。男性は460万円分の電子マネーと現金1400万円をだまし取られました。7月に入り、不安に思った男性が家族に相談して詐欺と発覚しました。

 警察は『「現金を宅配便で送れ」は詐欺』と注意を呼びかけています。