「除籍」判明の田久保市長…市役所には1日300件の電話 ほとんどが苦情 議会は辞職勧告決議案提出の構え 静岡・伊東市 

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 学歴詐称疑惑が指摘されていた静岡県伊東市の田久保真紀市長が、大学を除籍されていたことが判明し、市議会は辞職勧告決議案を採決する方針です。

静岡・伊東市 田久保真紀市長:「卒業は確認ができませんでした。除籍であることがその場で判明いたしました」

 田久保市長の学歴を巡っては、市の広報誌や報道機関に回答した市長選の調査票に「東洋大学法学部卒業」と記載されていました。しかし、市議会から学歴詐称疑惑を追及されたため、田久保市長は大学に卒業証明書を取りに行き、除籍だったことが判明したといいます。

静岡・伊東市 田久保真紀市長:「大学を卒業していますという経歴については、自ら公表しておりませんので、公職選挙法上問題はないと」

 法的問題はないと主張する田久保市長。しかし、市議会では百条委員会を設置する方向で、7日の6月定例会最終日に市長の辞職勧告決議案も提出され、採決する見通しです。

 この件を巡っては、伊東市役所に2日、300件ほどの問い合わせが寄せられたといいます。一部に擁護する声もありましたが
多くが田久保市長への苦情だったということです。

      (7月2日放送)