博物館建設をめぐる住民投票条例案を否決 静岡・富士宮市議会

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静岡県富士宮市が進める博物館の建設をめぐり、住民投票を求める条例案が市議会で否決されました。

 富士宮市は現在の施設の老朽化などを理由に、4年後の開館を目指して新たな博物館の建設を計画しています。

 しかし、事業費が17億円から22億円と見込まれるため、市民団体が建設の是非を問う住民投票の条例案を、4860人分の署名を添えて市に提出していました。

 そして、3日の市議会で採決の結果、賛成2人、反対15人、棄権4人で、賛成が過半数に達せず条例案は否決されました。

富士宮市 須藤秀忠市長
「4800人の署名は市民の声として真摯(しんし)に受け止めています。丁寧に基本計画の策定を進めてまいります」