学歴詐称疑惑の田久保市長が「辞任・再出馬」を表明 「除籍」は先月知ったと改めて主張 静岡・伊東市

学歴詐称疑惑が指摘される静岡県伊東市の田久保真紀市長が7日夜会見を開き、検察庁に調査を依頼した後速やかに辞任し、出直し選挙に出馬する考えを表明しました。
静岡・伊東市 田久保真紀市長:
「卒業証書の方は検察で捜査の対象として調べて頂きます。必要な手続きを終えましたら、すみやかに辞任を致したい。改めまして、市民の皆さまのご判断を仰ぐために、私は再度市長選挙に立候補したいと考えている」
田久保市長は大学を「除籍」となっていたことは6月末に確認をして初めて知ったと主張。
議長らに見せた卒業証書についても、改めて正当性を主張しました。
静岡・伊東市 田久保真紀市長:
「ちらっと見せただけだとか、私の方はそのようなつもりは全くなくて、しっかり見せたつもりでおりました。しっかりとした解決、きちんとした結論が出せる、その最もふさわしいところにその結論を委ねたい」
田久保市長は10日から2週間以内に上申書を添えて卒業証書などを地検沼津支部に提出するということです。
田久保市長を巡っては7日、市民有志が公職選挙法違反の疑いがあるとして警察に刑事告発しました。
また、市議会本会議では百条委員会の設置と市長への辞職勧告決議案が全会一致で可決されました。