【詳報】「学歴詐称疑惑」の田久保市長会見⑤ 検察に捜査を委ねることは総合的に全体として白黒決着をつけるという意味 静岡・伊東市 

●伊東市 田久保真紀市長(会見 7月7日)

ーーまず弁護士の先生に伺いたい。検察に捜査を委ねるということなんですけれども、具体的に何がわかるんですか。本物か偽物かがわかる、もしくはその手に入った時期がわかる、何がわかってくるんでしょうか。

●福島正洋弁護士
検察が調べることっていろいろあると思うんですけど、やろうと思えば、例えば真贋の鑑定なんかはできるんじゃないかと思いますけど。それも含めて、検察が結局、捜査全体を行った結果、この事案自体を起訴するかどうか決めるわけですので、起訴して自信があれば起訴するでしょうし、あとは裁判官の手に委ねて有罪無罪を決めることになるかと思いますので、何か一つのことを調べる、調査するというよりも、総合的に全体として白黒決着をつけるという意味かと思います

ーー田久保市長が何もわからない中で、そういったものが明らかになってくるものなんですか?何か白黒つくんですか?

ただ、それを言ってしまうと、じゃあほかにどこの組織がそれができるかという話もあるので、やっぱり一番、証拠物の扱い等なれているし、プロは私は検察官だと思います。あと、もうちょっと補足すると、すでに刑事告発されているという情報を得ておりますので、そうすると、結局こっちが嫌だと言っても、もう刑事事件になっちゃっているわけなので。

この証拠自体はこの刑事事件の重要なポイントになりますので、出さざるを得ないだろう。さらに言うと、私が押収拒絶権を徹底的に行使して、何が何でも渡さないというふうに守ろうかという提案もしたんですけれども、それよりは、いや、そういうことはしてほしくないということでしたので、潔く検察の委ねようということになりました。

会見する田久保市長
会見する田久保市長