マダニが媒介する感染症「日本紅斑熱」の患者が過去最多の16人に 静岡県が注意を呼び掛ける

 マダニが媒介する感染症「日本紅斑熱」の患者が、2025年に入り過去最多の16人となりました。静岡県は注意を呼び掛けています。

 静岡県によりますと日本紅斑熱の感染が確認されたのは、熱海保健所管内に住む70代の女性と、神奈川県内在住の70代の女性です。いずれもマダニにかまれて感染したとみられ、容体は快方に向かっているということです。日本紅斑熱の患者は2025年にはいり過去最多の16人となっています。

 また、東部保健所管内では、2人がマダニが媒介する重症熱性血小板減少症候群(SFTS)と診断されました。

 県は草むらや畑に入る際は肌を露出しないようにするなど注意を呼び掛けています。

提供 静岡県
提供 静岡県