住職殺人事件から20年…姉「弟の血液が目に浮かんで胸が苦しい」 警察署長「引き続き地道な捜査を進める」 浜松市北区

 浜松市北区細江町で寺の住職が殺害された未解決事件は、17日、発生から20年を迎えました。被害者の姉が現在の心境を語りました。

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住職殺人事件から20年…姉「弟の血液が目に浮かんで胸が苦しい」 警察署長「引き続き地道な捜査を進める」 浜松市北区

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 花が手向けられた墓前に立つ遺族と警察関係者。事件は未解決のまま20年が経ちました。

 2003年7月17日、浜松市北区細江町で寿楽寺の住職、高田憲雄さんが路上で血を流して死亡しているのが見つかりました。県警は、これまでに2080人を容疑者にリストアップして、捜査してきましたが、逮捕には至っていません。

 弟を殺害された姉は。

高橋五百子さん:「1年経つとまた、弟の血液が目に浮かんで胸が苦しいという感じになりますね」

Q.犯人に対して
A.「自分でやったことは絶対、心から消えないと思うんですよ。弟がどうしてここまでやられなくてはいけなかったのかという事だけを、私は聞きたいと思います」

 捜査本部では、フリーダイヤルを設けて情報提供を呼びかけています。

細江警察署 山本氏仁署長:「事件を風化させないために、機会あるごとに情報(提供)の呼びかけを行っていくとともに、今後も引き続き、地道な捜査を進めてまいりたいと考えております」