全国高校野球選手権 聖隷クリストファー甲子園初勝利のカギを握るのは2年生エースの高部陸投手

 3日後に茨城代表・明秀日立との初戦に臨む聖隷クリストファー。甲子園初勝利のカギを握るのは2年生エースの高部陸投手です。

 開会式から一夜あけた6日。甲子園初出場の聖隷クリストファーは、兵庫県内のグラウンドでコンディションを調整しました。

 日中の最高気温は、33.9℃(午前11時27分)。静岡と比べると少しばかり和らいでいる暑さの中、はつらつとした様子で取り組んでいました。

●澁谷 海友 主将:
「きのうに比べ声は 全員集まっていたという風に思います。」

 高部 陸 投手は、バッターを打席に立たせ、投球を確認していました。

 エースナンバー”1”を背負う高部投手。

●高部 陸 投手:
「自分が背番号1を背負って上がる上で、 自分にどうしても緊張感がありながらも、自分がチームを引っ張っていくんだという思いが強いです」

 静岡大会で投じた球数は「423」。 5試合で30イニングを投げて自責点はわずか”3”と圧巻のピッチングを披露しました。決勝戦ではー

 最速146キロのストレートに多彩変化球を織り交ぜながら8つの三振を奪います。球数110球を越えて迎えた9回―

●高部 陸 投手 :
「9回は 一球一球気持ちを込めて投げ込もうと思っていて」

 140キロ越えを連発する気迫溢れる投球で聖隷を初の甲子園へ導きました。

●高部 陸 投手:
「(甲子園では)いい顔して自分が楽しく思い切ったピッチングをしていきたいと思います。

高部 陸 投手
高部 陸 投手