漂流していたのはほぼ白骨化した遺体…年齢・性別不明、着衣もなし 警察は事件・事故の可能性もあるとして捜査 静岡・西伊豆町
19日午後、静岡県西伊豆町の無人島の洞くつで、海に漂流している遺体が見つかりました。警察は、遺体の身元の確認を進めています。
19日午後、西伊豆町田子の沖合100メートルほどの所にある無人島・尊之島付近で、カヤックをしている人から「何かが浮いている」と海上保安庁に通報がありました。午後3時すぎ、海保の職員が確認したところ、人の遺体であることが分かりました。
下田警察署によると、遺体が見つかったのは、尊之島周辺の岩でできた洞窟の中で、かなり白骨化が進んでいる状態でした。遺体の頭部には、白髪混じり髪の毛があったものの、着衣はなく、性別、年齢、身長、体格が不明で、身元につながるものは見つかっていないということです。
警察は事件や事故の可能性もあるとして、遺体の司法解剖をするとともに、今後、周辺の捜索を行い、身元を調べることにしています。
