「1日も営業していない」とうその申請か 休業要請の協力金をだまし取った容疑で組員ら2人逮捕 浜松市
浜松市が実施した新型コロナによる休業要請の協力金を不正に受給したとして、暴力団組員の男とその内縁の妻が、詐欺の疑いで逮捕されました。
指定暴力団六代目山口組系の38歳の組員と飲食店経営の50歳の女は5月下旬、浜松市が実施した休業要請の協力金50万円を不正に受給した疑いが持たれています。 警察によりますと、女は休業要請期間中、少なくとも1日以上、自身が経営するスナックを営業しましたが、市には1日も営業していないと嘘の申請をしていました。
2人は内縁関係にあり、警察は飲食店経営の女の協力金が、組員に渡り、暴力団の運営資金に充てられた可能性があるとみています。
警察は2人が容疑を認めているかどうか明らかにしていません。