9月1日の「防災の日」を前に 静岡・三島市で「ふじのくにジュニア防災士養成講座」が開かれる

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 9月1日の「防災の日」を前に静岡県三島市では「ふじのくにジュニア防災士養成講座」が開かれました。

「ふじのくにジュニア防災士」とは静岡県が定める養成講座を通じ、次世代の防災リーダーの育成を行うとともに自助・共助の意識の向上を図り、災害に対して安心安全な地域づくりに取組む事です。

 三島市立中郷西中学校で開かれた講座には1年生95人が参加し、講話と演習が行われました。講話では南海トラフ地震のエリアや避難対策、「ふじのくにジュニア防災士」の心得3カ条について学んでいました。

 演習ではグループに分かれて避難時に持っていくものは何が必要かなどを問題形式で出題し、参加者は真剣に考えていました。

●中学1年 女子:
「地震はいつ起こるか分からないし分からないからこそ今日楽しく学ばせてもらったことを生かして、大切な家族・地域の人・自分の命も守りたいと思った」

●中学1年 男子:
「(講座を受けて)新しくわかったこともあるので家に帰って地震が起きても大丈夫なような準備ができているかを調べてみたい」

●静岡県東部地域局危機管理課 植田城治さん:
「地震はいつ起こるか分からない、大人が守ってくれるとも限らない、そういう状況の中で自分たちで判断して命を守ってくれる形になってほしい」