9月の経済動向は6カ月連続で判断据え置き 個人消費は物価上昇の影響あるが「緩やかに回復」 日銀静岡支店

 日本銀行静岡支店は、9月の県内経済の動向について、6カ月連続で判断を据え置きました。

 9月の県内経済について日銀静岡支店は、「一部に弱めの動きもみられるが、緩やかに回復している」と6カ月連続で判断を据え置きました。

 個人消費は物価上昇などの影響がみられるものの、緩やかに回復していて、百貨店では高額消費が堅調に推移している他、夏物セールの効果で衣料品が好調。旅館・ホテルについては外国人客数の増加が続く一方、猛暑の影響で避暑地に旅行先を変更する動きがみられるということです。

 日本銀行静岡支店は「アメリカとの関税交渉が合意に至り不確実性は低下したが、引き続き高い状態にある。また、物価上昇による個人消費への影響は消費者の節約志向がみられるので、動向を注視する必要がある」としています。

日銀静岡支店の会見 9月12日
日銀静岡支店の会見 9月12日