「言葉にならない切なさが満ちていきます」幼稚園送迎バスの園児置き去り死から5日で3年 遺族がコメントを発表 静岡・牧之原市

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静岡県牧之原市の女児置き去り死亡事件から5日で3年です。「言葉にならない切なさ・・・」遺族がコメントを発表しました。

 2022年9月5日静岡県牧之原市の認定こども園川崎幼稚園の送迎バスに、当時3歳の河本千奈ちゃんがおよそ5時間にわたって置き去りにされ、重度の熱中症で死亡しました。

 当日バスを運転していた元園長(75)は業務上過失致死罪で禁錮1年4カ月の実刑判決を受けました。

 事件からあすで3年になるのを前に、遺族が代理人弁護士を通じてコメントを出しました。

父親
「次女が千奈と同じ3歳を迎えました」
「その姿にかつての千奈の面影や声が重なり、日々の中に喜びとともに言葉にならない切なさが満ちていきます」

 さらに事件後、牧之原市から引っ越したことを明かしました。
「加害者たちと生活圏が重なる環境に身を置き続けることが、精神的にどうしても耐えられなかったからです」

 遺族は園の運営法人や元園長らに対し、損害賠償を求める訴えを起こしています。