園児がバスに置き去り死亡事件 元園長控訴せず 実刑が確定 静岡・牧之原市

 静岡県牧之原市で川崎幼稚園の園児が送迎バスに置き去りにされ熱中症で死亡した事件で、実刑判決を受けた元園長は控訴せず、刑が確定しました。

 2022年9月、牧之原市の認定こども園「川崎幼稚園」で当時3歳の河本千奈ちゃんが送迎バスに置き去りにされ、重度の熱中症で死亡しました。

 当日バスを運転していた元園長の男(75)は業務上過失致死の罪に問われ、4日の1審判決で禁錮1年4カ月の実刑判決を受けました。

 静岡地裁によりますと、期限の18日までに検察、被告ともに控訴せず元園長の実刑が確定しました。元園長は近く収監されることになります。