【伊東市議選!徹底解説】田久保市長の不信任再可決は不可避か?選挙の意味は?

12日選挙戦に突入した、異例の伊東市議選。不信任に議会解散で応じた田久保市長ですが、現状では失職する公算です。
きのう12日から7日間の選挙戦が始まった、伊東市議会議員選挙。定数20に対して、前職18人と新人12人、合わせて30人が立候補しています。 今回の市議選、学歴詐称問題をめぐる不信任を受けて、田久保市長が市議会解散を決めたことによるもの。最大の争点は、「田久保市政の継続か刷新か」―。
告示日の12日報道陣の取材に応じた田久保市長は…。
伊東市 田久保真紀市長:「私への賛否をメインにしている方もいますけど、私は決してそれがメインではないと思っています。やはり政策をしっかり皆さんのを見せていただきたいし、市民にもそこに関心を持っていただきたいと思います」
Q.改めて、何のための選挙でしょうか
A.「改革を前に進めるための私にとっては選挙です。新しい風を吹かせたいというところが私の目標でもございます」
ただ、告示前に立候補者に対して実施したアンケート調査では、「選挙後の議会で、田久保市長の不信任決議案に賛成か反対か」を尋ねたところ、立候補した30人のうち26人が賛成の意向を示しています。不信任に反対する候補が7人当選すれば可決を回避できますが、現状では、田久保市長の失職は避けられない見通しです。
伊東市 田久保真紀市長:「これからの議員がどう考えるかは尊重すべきだと思っています。その議会の結果として、どのような結果が出ても、結果としてきちんと受け止めたいと思っております」
選挙戦初日、田久保市長は自身に近い候補者の応援演説に入りました。
田久保真紀市長:「今、伊東の町には問題が山積している。それを一つずつ、とにかく早く力強く解決していかなきゃいけない。同時に、一度進めた改革の歩み、これを後戻りさせてはいけない。改革を前に進めるのか、それとも時計の針を戻して元に戻そうとするのか、その戦いです」
伊東市議選の投開票日は、19日です。

今回の市議選について、静岡大学の井柳美紀教授と元衆院議員の金子恵さんに聞きました。
この部分は動画でご覧ください。
