外国籍の貨物船の船底から２０キロのコカイン・末端価格５億円相当を発見　国際的な密売組織の犯行とみて捜査　静岡・清水港

７月、静岡県の清水港に入港した外国籍の貨物船の船底からおよそ２０キロのコカインが見つかりました。海上保安部や警察が国際的な密売組織による犯行とみて調べを進めています。

　海上保安部によりますと、７月清水港に入港した外国籍の貨物船を潜水士が調べていたところ、船底の海水を取り入れる装置の中からボストンバッグを発見しました。

　中には１キロごとに分けられたコカインが、合わせておよそ２０キロ入っていました。

　末端価格にしておよそ５億円に上ります。

　船底から違法薬物が見つかったのは全国で２例目です。

　海上保安部や警察、それに税関が国際的な密売組織による犯行とみて調べを進めています。