新東名高速一部区間で最高速度120キロに 6車線化工事完了、試行期間中は1年間死亡事故なし 静岡県
おととしから始まった新東名高速道路の6車線化工事が完了し、最高速度が120キロに引き上げられました。
6車線化が完了したのは、新東名の御殿場ジャンクションから浜松いなさジャンクションまでの約145キロで、物流の効率化や混雑の解消が期待されています。
中日本高速 中井俊雄東京支社長:「低速の大型車と高速の普通車が混在しているという課題があった。今回の片側3車線化により、この混在は緩和されて、より円滑に安全に走行いただけるようになったのではと期待しています」
また、6車線化の完了に合わせ、この区間では最高速度が120キロに引き上げられました。大型トラックなどは、最高速度が80キロに据え置かれ、左側レーンを走るよう規制されます。静岡県警によりますと、事前に実施した最高速度120キロの試行区間では、1年間で死亡事故はなく、前の年と比べて人身事故の発生件数は横ばいだったということです。
中日本高速 中井俊雄東京支社長:「120キロで走る必要はなくて、その時の交通量、前後の状況に応じて適正な速度で走っていただきたいです」