無資格の19歳男性に運転させたか 作業車両の天竜川転落死亡事故で勤務先の会社と職長の男性を書類送検 浜松労働基準監督署
去年、浜松市で起きた労災死亡事故を受け、浜松労働基準監督署は勤務先の会社などを労働安全衛生法違反容疑で書類送検しました。
労働安全衛生法違反の疑いで静岡地検浜松支部に書類を送られたのは、磐田市の土木工事業の会社と63歳の職長の男性です。
2022年10月12日、浜松市南区河輪町の工事現場で、樹木などの除去作業を行うため、不整地運搬車を運転していた当時19歳の男性作業員が天竜川に転落し、死亡しました。
この事故で浜松労基署は、最大積載量1トン以上の不整地運搬車を運転する場合、資格が必要であるにも関わらず、資格を持っていない男性作業員に最大積載量11トンの不整地運搬車を運転させていた疑いがあると判断した、ということです。