消防士が行方不明のビル火災4日目…警察と消防の実況見分続く 火元は飲食店の更衣室か…遺体は店内で発見 静岡市
静岡市の繁華街のビルで焼け跡から消防士とみられる遺体が見つかった火事で、飲食店の更衣室が火元とみられることが捜査関係者への取材で分かりました。
高橋諒記者:「ビル火災の発生からきょうで4日目です。現場には現在も規制線が貼られ、中に入ることが出来なくなっています。そして、現在、建物の中では警察と消防などが実況見分を行っています」
13日午後10時ごろ、静岡市葵区呉服町にあるビルの3階の飲食店から出火し、焼け跡から1人の遺体が見つかりました。消火活動のため建物に入った駿河消防署の37歳の消防士と今も連絡が取れていません。
高橋諒記者:「午前9時すぎです。被害にあったお店の関係者でしょうか。建物の中で片付け作業に追われています」
16日午前、被害にあった店の関係者とみられる人たちが店の中の荷物を入れた段ボールを外に運び出す作業にあたっていました。
捜査関係者によりますと、3階にある飲食店の更衣室の燃え方が激しく、火元とみられるということです。また、遺体は店の中で発見されたことも分かりました。
放火などの可能性は低いとみられ、警察は身元の確認を進めています。