【前代未聞】ミスに気付かず決算特別委が「認定すべき」 決算書の誤り見つかり臨時委員会で再審査へ 静岡県議会
静岡県議会の決算特別委員会で「認定すべき」とされた補正予算に誤りがあったとして2日、再び特別委員会が開かれ、再審査されることがわかりました。
複数の関係者によりますと、2024年度の補正予算のうち、県立静岡がんセンターの医療や研究所の費用合わせて7510万円の減額分が事業会計の決算書に記載されていなかったにも関わらず、今年10月の決算特別委員会で「認定すべき」と決定されました。
厚生分科会の審査でも誤りに気付かなかったといい、委員会後に行われた議会事務局の確認作業で誤りが発覚しました。
決算は開会中の県議会12月定例会で諮る予定で、静岡県は2日、臨時の特別委員会を開き、予算案を再び審査するということです。
委員会には静岡がんセンターの局長が出席し、詳しい経緯が説明される見通しです。
