覚醒剤使用の自衛官を懲戒免職 抜き打ちの尿検査で発覚 航空自衛隊浜松基地

 航空自衛隊浜松基地の3等空曹が覚醒剤を使用したとして、懲戒免職になりました。

 浜松基地によりますと、34歳の3等空曹は9月、浜松市内の下宿先で覚醒剤を使用したとして28日付で懲戒免職になりました。浜松基地によりますと、隊員に対し抜き打ちの尿検査をしたところ、3等空曹から覚醒剤の陽性反応が出たため、警察に相談。その後、3等空曹は覚醒剤取締法違反で逮捕され、27日に静岡地裁浜松支部で開かれた裁判で拘禁刑1年6カ月・執行猶予3年の判決が言い渡されました。3等空曹は反省しているということです。

 浜松基地司令の鈴木大空将補は「隊員がこのような事案を生起させたことについて、大変重く受け止めています。隊員に対して、さらなる教育指導の徹底を図り、同種事案の再発防止に努めて参ります」とコメントしています。

覚醒剤使用の自衛官を懲戒免職 抜き打ちの尿検査で発覚 航空自衛隊浜松基地