静岡県西部の伝統文化を後世に伝える「ふじのくに民俗芸能フェスティバル」 静岡・森町
静岡県西部の伝統文化を紹介する「ふじのくに民俗芸能フェスティバル」が静岡県森町で開かれました。
地域に伝わる文化を後世に伝えようと開かれたこのイベントでは、静岡県西部の5つの民俗芸能が披露されました。
掛川市の「三社祭礼囃子(さんじゃさいれいばやし)」は、おかめやひょっとこの面をつけ「手古舞(てこまい)」と呼ばれる舞を披露しました。
浜松市の「川名のひよんどり」は、600年前から続く正月行事。
七五三縄(しめなわ)を巻いた若者が勇壮な舞で五穀豊穣を祈ります。
森町の「山名神社天王祭舞楽」の、舞い手が柱に登り逆さになって体を反らせる迫力の演出で、龍が天に昇る様子を表現しました。
訪れた観客は息を飲むようにそれぞれの民俗芸能に見入っていました。

