【リニア】「もっと対話を重視して」鈴木知事のスピード重視の姿勢に市民団体が署名活動 静岡県

 大井川の水問題に関する対話は完了したと県が宣言するなど、鈴木知事のリニア問題に対するスピード重視の姿勢について、市民団体が「もっと対話を重視してほしい」と署名活動を開始しました。

●静岡リニア問題連絡会 林克さん:
「ちょっと知事急ぎすぎてませんかという声を聞いて」

 水問題完了をアピールする知事とJR東海に対し、水と環境の課題について県民の安心を第一に考え、納得できる対話をすすめるべきとして、リニアと大井川の水問題に危機感を持つ市民団体の静岡リニア問題連絡会が11日、会見を開きました。

 団体は県民が納得するまでJRと対話を継続することや、水と環境を守る確証を得られない場合は工事を許可しないことを求め、今後駅前などで署名活動を行っていくとしています。

 この活動で集められた署名は、2026年4月に知事に提出される予定です。

資料
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