リニア工事に伴う南アルプスの生態系への影響を予測する沢の調査は9カ所で終了 残りの2カ所は10月中に終える予定 JR東海

リニア工事に伴う南アルプスの生態系への影響を予測する沢の調査について、JR東海は9カ所で終えたと明かしました。
リニア新幹線のトンネル工事を巡っては、南アルプスの生態系への影響が懸念されていてJR東海が沢の上流域で水生生物の生息状況などを調査しています。
都内で開かれた会議でJR東海は、調査対象の11の沢のうち9つの調査を完了したと報告しました。残りの2カ所は10月中に終える予定で、2026年1月にもその調査結果を踏まえたデータ分析を終了させる見込みだということです。
JR東海はこれらのデータを活用し、県の専門部会を経てモニタリングの指標にする生物の種類を選定することにしています。
●JR東海・水野孝則副社長:
「国の助言、指導をいただいて進めていきたい」