静岡県内の医師不足解消に向けて…医科大学院大学 準備委員会が初会合
医師の確保を目的に、設置が検討されている医科大学院大学について、準備委員会の初会合が開かれました。
静岡県によりますと、県内の人口10万人あたりの医師数はおととし12月末時点で219.4人と全国平均の256.6人を大きく下回り、全国で40番目です。このため、県は医師の確保を目的に全国初となる「医学部のない医科大学院大学」を設置し、他大学の医学部出身者を集めて将来的に県内の病院への就職を後押しする方針です。きのう開かれた準備委員会では委員からは、教員の確保をどうするか、前例がないことをどうやって形にしていくかなど意見が出されました。
医科大学院大学準備委員会
田中一成委員長:「特に静岡県の病院医療において、不足している診療科がかなり明らかになりましたので」「あるべき大学院の形も今日ある程度出てきたんではないかと思います」