静岡・三島市の駐車場で車を発進させ、ボンネットに手をかけていた男性に暴行 元特別支援学校教員の男に執行猶予付きの判決 静岡地裁沼津支部

 静岡県三島市の駐車場で車を発進させ、ボンネットに手をかけていた男性を押す暴行を加えた元特別支援学校教員の男に執行猶予付きの判決が言い渡されました。

 判決などによりますと、三島市に住む元特別支援学校教員の男(63)は、2025年10月、三島市の駐車場で車を前に発進させ、ボンネットに手をかけている50代男性を3回にわたって押す暴行を加えたとされています。

 8日の判決公判で静岡地裁沼津支部の薄井真由子裁判官は、他人の畑で柿をもいだことなどをとがめられ、その追及から逃れようとして犯行に及んだことに汲むべき点は全くないと指摘。その上で、低速ではあったものの次第に加速して最終的に被害者を飛び退かせる状況にまで至ったことから、犯行は危険性の高い悪質なもので、罰金刑にとどまる事案ではないとして、男に拘禁刑8カ月、執行猶予3年の有罪判決を言い渡しました。

 男は小さくうなずきながら裁判官の話を聞き、「色々なものを失ったと思うが危険なことをやってしまったので責任を取って、今後は二度とないようにしてください」と諭されると、「はい」と返事をしました。

 裁判官が閉廷を告げると、男は「ありがとうございました」と言い、深く頭を下げました。

 男は事件を受け、2025年12月に静岡県教育委員会から懲戒免職処分を受けています。

静岡地裁沼津支部
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