静岡県内では新たに480人が感染 新たなクラスターも
静岡県内では、新たに480人が新型コロナウイルスに感染していることがわかりました。死亡や新たなクラスターも相次いでいます。
新規感染者は480人で、先週の水曜日と比べると150人あまり減ったものの2日連続で400人を超えています。
自治体別では静岡市が105人、浜松市が58人、富士市が52人、焼津市が36人、磐田市が28人、沼津市が25人などとなっています。
【静岡市】
静岡市では、市内の医療機関に入院中の高齢男性1人の死亡が確認されました。
また、清水区内の児童クラブでは利用していた小学生6人が感染し、新たなクラスターに認定されました。
濃厚接触者は、この児童クラブの小学生41人で、自宅待機となっています。
市は、食事後のマスクなしでの会話によって、感染が拡大した可能性があるとしています。
子ども未来局 橋本隆夫次長:「子ども同士で同じ場所で子ども同士マスクなしで喋っていた」
清水区では、3日前にも別の児童クラブでクラスターが発生していて、きょう新たに自宅待機をしていた小学生6人の感染が判明しました。感染者は13人に上っています。
【浜松市】
浜松市では、市立学校の先生と浜北区まちづくり推進課の職員の感染が確認されましたが、これまでに職場での濃厚接触者はいないということです。
【静岡県】
また、新たなクラスターは政令市以外で4件あり、小山町の陸上自衛隊富士駐屯地で隊員9人、沼津市内の事業所で6人が陽性となっているほか、いずれも焼津市内の高齢者福祉施設で14人、児童福祉施設で8人が陽性となっています。
病床使用率は西部で64・8%、中部で69・5%、東部で70・6%、県全体では68・1%で、重症者用は56・4%と、ひっ迫が続いています。