衆議院が解散36年ぶりの真冬の衆院選へ 静岡県選出議員は…

 異例の“真冬の政治決戦”が迫っています。

 政府はけさ開いた閣議で、衆議院の解散を決定しました。

 通常国会冒頭での解散は、1966年の佐藤栄作内閣以来、60年ぶりです。

「働いて働いて働いて働いて…」

高市早苗総理大臣
「解散を決断しました」

 「高市早苗が総理でよいか」、信を問うと打ち出しました。

 「与党で過半数」を“勝敗ライン”に設定し、進退をかけて臨みます。

久須美舞記者
「このあと衆議院が解散され、県内議員も失職します。投開票まで戦後最短の16日間という超短期決戦。事実上の選挙戦に突入します」

久須美舞記者
久須美舞記者

 午後1時に始まった、衆議院の本会議。

 解散の象徴とされる、紫の袱紗(ふくさ)に包まれた解散詔書(しょうしょ)が議場に入りました。

 そして…。

額賀福志郎衆院議長
「日本国憲法第7条により、衆議院を解散する」 

「バンザーイ、バンザーイ、バンザーイ」

 2月8日の投開票日に向けて、“超短期決戦”で、465議席を争います。

衆議院本会議
衆議院本会議

 自民党は289ある小選挙区のうち、285人を公認候補として擁立。

 自民党幹部からは、37議席増の「自民党単独過半数」が勝敗ラインとの見方もあります。

自民党 高市早苗総裁
「自民党と日本維新の会の連立政権、そして新たな政策。皆様に審判いただいた上で、堂々と国会の場で議論していこうじゃないでしょうか(そうだ!)。そのための解散です。勝ち抜きましょう!」

 自民と連立を組む、日本維新の会。

 解散後の両院議員総会には、高市総理が駆け付けました。

自民党 高市早苗総裁
「しっかりと両党で過半数を獲得して、力強く私たちの改革を進めてまいりましょう」

 とはいえ、擁立したほぼ全ての選挙区で、与党対決となります。

日本維新の会 藤田文武共同代表
「自公政権ではダメだ、自民党だけでも動かなかった。維新の会の政策こそが日本を前に動かしていく。改革のアクセル役として、ぜひ日本を牽引しましょう」

自民党 高市早苗総裁
自民党 高市早苗総裁

 静岡県内の与党議員からは…。

自民党 上川陽子氏
「政権発足から3カ月という短期でしたけど、責任ある積極財政の中で、成長投資を重視する姿勢は明確に示されたと考えております。説明責任を果たし、同時に声を聞かせていただく選挙になると思っております」

自民党 上川陽子氏
自民党 上川陽子氏

自民党 細野豪志氏
「外交・安全保障は現実主義でやってきました。高市総理の継続がいいのか、もしくは違う方がいいのか。自民党での私の2回目の選挙になりますので、しっかり高市政権の継続を訴えかけていきたいと思っています」

自民党 細野豪志氏
自民党 細野豪志氏

自民党 城内実氏
「かなりスピード感を持って、すでに総合経済対策、私が担当ですけど、昨年まとめまして。もう物価高対策はしっかりできております。何ができていないのか、逆にちょっとお聞きしたいという思いであります。責任ある積極財政、日本成長戦略、マルかバツかで戦っていきたいと思います」

自民党 城内実氏
自民党 城内実氏

 一方で、新党結成の影響について、元立憲の議員からは…。

中道改革連合 源馬謙太郎氏
「外交や安全保障は現実的にやっていこう、エネルギー政策も現実的にやっていこうということですので、政権を担い得る現実的な固まりができたなと思います。その軸が、より大きな塊になるように、それを政策実現のために使っていくことをしっかり訴えていきたいと思います」

中道改革連合 源馬謙太郎氏
中道改革連合 源馬謙太郎氏

中道改革連合  小山展弘氏
「一つの事柄に対する対応の違いはあった両党だと思いますけど、例えば維新の会とか、高市総理の自民党に比べれば共通点も多かったと思いますので、その部分は自然に感じられたところであります」

中道改革連合  小山展弘氏
中道改革連合  小山展弘氏

公明党静岡県本部 上田勇代表
「立憲民主党の静岡県連とは、互いに力を合わせて勝利していくことを確認させていただきました」

公明党静岡県本部 上田勇代表
公明党静岡県本部 上田勇代表

中道改革連合 斉藤鉄夫共同代表
「中道の旗の下に結集された皆さん、さあ戦いましょう!(拍手、ロングに引く)」

 新党・中道の公認予定者は、現時点で227人に上ります。

中道改革連合 野田佳彦共同代表
「うねりを作った結果、中道の政治が日本の政治のまさに主流に位置づけられるような、その規模感を期待しています」

中道改革連合 斉藤鉄夫共同代表
中道改革連合 斉藤鉄夫共同代表

 独自路線を貫くのが、国民民主党です。
キャッチフレーズは、これまで訴えてきた「手取りを増やす」から…。

国民民主党 玉木雄一郎代表
「この1年間で日本の政治は明らかに動き始めました。この動き始めた新しい政治の流れを止めるなということを訴えながら、国民の皆さんに民意をいただいて、そのパワーで新しい壁を、古い壁を壊していきたいと思っています」

 与野党ともに枠組みが変わり、初めて迎える今回の衆院選。

 争点の一つとなるのが、消費減税です。

食料品の「消費税ゼロ」を打ち出したのが、自民、維新、中道、日本保守党、社民党です。

 段階的を含む「廃止」を主張しているのが、参政党、れいわ新選組、共産党。

 国民民主党は時限的な一律5%への引き下げを、チームみらいは減税には慎重で、社会保険料の引き下げを重視しています。

国民民主党 玉木雄一郎代表
国民民主党 玉木雄一郎代表

 政権選択選挙と位置付けられる、衆議院選挙。

 静岡県内でも3つの小選挙区で、与野党の前職同士が激突します。

自民党 井林辰憲氏
「高市政権はいろいろなものを変えていく、そして、変えようとしている。その動きは国民の皆様から評価をいただいているんだと思います」

Q.県連会長としての意気込みは

「8選挙区全部の議席を奪還する。これを目標にやらせていただきたいと思っています」

自民党 井林辰憲氏
自民党 井林辰憲氏

中道改革連合 鈴木岳幸氏
「高市総理もどちらかという、と右傾化が進んでいるように私には感じられますので、そうではなくて、ちゃんと人間主義で人を重んじる、そしてそこが中道である。弱い立場の人がこれ以上弱い立場にならずに豊かになっていく。そのための政策を訴えていきたいと思っております」

中道改革連合 鈴木岳幸氏
中道改革連合 鈴木岳幸氏

国民民主党 田中健氏
「私たちと約束をした年収の壁の引き上げもそっちのけで、まさに自分たちの党利党略で解散をしたと言わざるを得ないと思っています。私たちはもっと手取りを増やすということで、さらに残った壁に取り組んでいきたいと思っています」

国民民主党 田中健氏
国民民主党 田中健氏

自民党 深沢陽一氏
「新たな成長のための解散だと思っています。強く豊かな日本列島をつくるためには、その裏付けとなる財源・財政論が必要だと。それは「責任ある積極財政」なんだとしっかり訴えていきたい」

自民党 深沢陽一氏
自民党 深沢陽一氏

中道改革連合 渡辺周氏
「我々が立憲民主党時代、その前の民主党時代からずっと言ってきたこと、やはり分厚い中間層をしっかり取り戻すと。民意が動けば税金も変わるし、政治も変わるし、結果暮らしが変わる。そのことを有権者の皆さんに訴えていきたいと思っています」

中道改革連合 渡辺周氏
中道改革連合 渡辺周氏

自民党 勝俣孝明氏
「個人的には私は前回比例復活当選になりました。本当に悔しい思いをいたしました。(任期中に)静岡県東部地域の防災対策もそうですけど仕事をさせていただいてきました。経済対策を含めて、自民党の政策も熱く訴えていきたいと思っています」

衆院選は27日公示、来月8日投開票です。

自民党 勝俣孝明氏
自民党 勝俣孝明氏
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