秘密裏に進められた解散劇…迫る解散総選挙 構図が一変 立憲+公明「中道改革連合」に 静岡県内の反応は

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公明党 斉藤鉄夫代表:「新党の名前は「中道改革連合」。略称は「中道」といたしました」

立憲民主党 野田佳彦代表:「物価高に対して、我々は食料品の0税率を訴えてきました」

公明党 斉藤鉄夫代表:「中道の塊ができる。その第一歩の選挙になれば、意義のある選挙になるのではないか」

 風雲急を告げる、永田町。破られた、沈黙。高市総理が解散の意向を与党幹部に伝えました。

秘密裏に進められた解散劇…迫る解散総選挙 構図が一変 立憲+公明「中道改革連合」に 静岡県内の反応は

Q.(解散は)23日ということで?冒頭ということで?
A.「いえ、通常国会の早い時期ということでお話しをしたかと思います」
Q.投開票日は2月8日ということで?
A.「・・・」

 この直前、高市総理は連立を組む、日本維新の会の吉村代表や自民党の鈴木幹事長とおよそ1時間にわたって会談しました。

日本維新の会 吉村洋文代表:「高市総理から通常国会の早期において解散をするという伝達を受けました。自民・維新の政権、そして連立合意の内容について信を問いましょうと。それは高市総理とお話しをさせていただきました」
Q.野党からは予算の年度内成立が難しい、新たな政治空白を生むとの批判も
A.「経済に対する様々な支援策を実施していく上でも、国民の皆さんにしっかりと信を問うて、そして信を得られれば、よりスピードを高められると考えています」

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 自民党の鈴木幹事長は。

自民党 鈴木俊一幹事長:「連立のパートナーが変わった。そうしたことに対する国民の皆さんの審判はまだ受けていないわけであります。自民党と維新の会での政策合意の内容等をしっかり進めるにあたっても、国民の皆さんの審判を得る必要があるということです」

 両党で競合する選挙区では、候補者の調整は基本的に行わないということです。

自民党 鈴木俊一幹事長:「与党として安定多数を得るということでありますので、これは過半数を最低限確保しなければいけないと思っています」

日本維新の会 吉村洋文代表:「共に戦いましょうと、話をしました。そうなると思います。それが新しい連立の形でもあると思います」

 高市総理は19日に会見を開き、解散について説明する予定です。

 予算成立前の解散に、野党は「大義がない」と反発を強めています。

国民民主党 玉木雄一郎代表:「連立の是非を聞くのであれば、冒頭解散である必要性はないと思うんですけどね。それだったら政権発足直後にやったらいいし、少なくとも連立政権で組んだ予算成立後にやるのが筋じゃないですかね。ちょっと釈然としません」

共産党 小池晃書記局長:「“行き詰まり解散”だと。“疑惑隠し解散”だと言わざるを得ないと思います。党利党略を通り越して、高市総理本人の個利個略と言われても仕方がないと思います」

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 野党第一党の幹事長も語気を強めました。

立憲民主党 安住淳幹事長:「率直に言って理不尽な解散だと思っております。支持率が高いからだけで、一任をよこせと言わんばかりの態度は容認できませんので、同じ考えを持つ野党の皆さんと協力して、選挙戦に挑んでいきたいと思っております」

 その“パートナー”になるのが、公明党です。

公明党 斉藤鉄夫代表:「今国民生活にとって最も対応しなくてはならない政治の責任は、物価高対策にいかに手を打つかです。政治空白を作る衆議院の解散、私たちは全く理解ができません。この中道主義の大きなかたまりを作ることが日本の未来を作ることになる」

 16日、解散総選挙に向けた、急転直下の新党結成。新しい政党の名前は…。

公明党 斉藤鉄夫代表:「新党の名前は「中道改革連合」。略称は「中道」といたしました」

 中道を旗印とした、立憲民主党と公明党の合流。19日に新党の綱領と基本政策を発表する予定です。

立憲民主党 野田佳彦代表:「物価高に対して、我々は食料品の0税率を訴えてきました。公明党も消費減税をうたっています。こうしたことをいわゆる中道改革の「改革」の路線に位置づけていきたい」

 立憲は新党に入るかの手続きを進めるとしていて、現時点で全員が合流するかは分かっていません。

 公明党は…。

公明党 斉藤鉄夫代表:「現在いる衆議院議員は、今回の選挙で引退する人を除いて全員が新党に加わる予定です。今、右傾化が進み、分断と対立を政治的エネルギーにするような風潮の中で、中道の塊ができる。その第一歩の選挙になれば、意義のある選挙になるのではないか」

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 今回の新党の場合、立憲と公明の衆院議員を単純に足すと、172人。自民党に規模で迫ります。選挙の構図が様変わりし、今後の政界再編につながる可能性もあります。新党では野田代表と斉藤代表が共同代表につき比例代表の統一名簿を使って衆院選に臨みます。

 公明は小選挙区から撤退し、比例代表で候補の順位を優遇します。

立憲民主党 野田佳彦代表:「中道勢力をまさに政治のど真ん中に位置づけられるチャンスだと。日本の大きな曲がり角だと思いますので、強い覚悟を持って、できるだけ多くの仲間が賛同して入ってくるようにしていきたいと思います」

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国民・榛葉幹事長「合流新党には加わらない」

 15日にライブ配信を行った国民民主党のツートップ。

国民民主党 玉木雄一郎代表:「結論から申し上げると、国民民主党はこの新党には加わりません」
国民民主党 榛葉賀津也幹事長:「当然です」

国民民主党 玉木雄一郎代表:「きょう立憲の安住幹事長から榛葉幹事長のところにも電話があったそうですけど、そこでも明確にお断りしたんですよね」

国民民主党 榛葉賀津也幹事長:「間髪入れずに、この合流新党には加わりませんと。衆議院だけが集まるってことは、まさにこれ衆議院選挙のために器を作ったって取られかねないので」

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 2025年12月、年収の壁の合意などにあたって、来年度予算案についても、「年度内の早期に成立させる」ことで、自民党と合意していた国民民主党。

国民民主党 玉木雄一郎代表:「年度内の早期成立を言ってきたのは官邸側なんですよ。それを与党側・自民党側から破ってくる。このスケジュールだったら年度内の予算成立は難しいですよ。予算は組んでも執行がありますから、その執行が遅れてしまうとダメになる」

自民党 小野寺五典税調会長:「やはり激戦区・接戦区においては、少なからず影響があると思っております。選挙区においては共産党もそこに支援に入る枠組みがありますので、中道というよりも、かなり左に行くような政治勢力になると警戒しております」

 一部で、反発もあります。

立憲民主党の原口一博衆院議員は自身のXで「事務方より。20日までに立憲民主党に離党届を提出せよ。中道なんとかに入党届を出せ。納得のいかない場合は、無所属で。その場合も支援する。党員の資格は、両院議員総会の議決ひとつで勝手に剥奪することができるのか。そんな党に誰が入るか」と投稿しています。

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静岡県内では

 新党の当事者となる、静岡県内関係者は…。

立憲民主党 源馬謙太郎県連代表:「タイミングがちょっと早まったということだと思います。政局よりも経済対策・物価高対策を優先する。この軸に多くの人に集まってきてもらいたいし、多くの有権者の皆様の期待を集めたい」

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 一方で、こんな“本音”も…。

公明党県本部 早川育子幹事長:「ただただ驚いております」
Q.県内での立憲との協力体制の構築は?
A.「一言で申し上げて大変厳しいと思います。党員・支持者の皆様、議員同士の理解を得られるかどうかも分かりませんし、私自身も大変混乱しております」

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 公明の支援なしでの選挙戦となる、自民党県連は…。

自民党県連 井林辰憲県連会長:「残念です。とても残念です。特に今まで公明党と私たちは、共産主義と組む立憲民主党と対峙してきたという強い思いがあります。そういう面でも非常にショックが大きいです。地方議員も(公明党に)残るので、公明党に対して我々は働きかけを続けていくことに尽きると思っています」

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 野党間の連携にも、変化が生じるのでしょうか。

国民民主党 田中健県連会長:「(今までは)立憲・国民がしっかり各選挙区で調整して、連合推薦を取って与党に対峙していたが、新党となると、三者の議論が成り立つのかと。そもそも連合との関係はどうなるのかが大変気掛かり。立憲とは静岡県内において連携してやってきましたので、その枠組みは崩したくないと思っている」

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国政選挙で立憲と協力してきた、共産党は…。

共産党県委員会 森大介委員長:「今回の選挙協力の協議は一切ないんですね。なぜこの期に及んで公明党と選挙協力や新党結成という動きになっているのか、非常に不可解」

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 自民幹部にも伝えず、わずか数人で極秘裏に進められたという急転直下の解散劇。高市総理の決断に、静岡の街からは…。

静岡市民「こんなに早くとは思いませんでした。決断力ありますね、あの方」

静岡市民「高市人気を推進していくのかなとは思っています。今の政権でいいのか是非を問う意味では、やる意義はあると思います」

静岡市民「意外でしたね。まさかと言うか、予算通して欲しいですよね、先に」

静岡市民「自民党の人気がないでしょ。だからどうなるのかな。あと公明党が離脱しちゃったから、このままだと、いつ物価対策やってくれるのか分からないので、ちょっと心配」

     (1月17日放送)

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