静岡県勢対決を制した日大三島が初優勝 名将永田監督就任わずか1年7カ月での快挙 高校野球東海大会決勝
秋の高校野球東海大会で、静岡県勢2校が来年春のセンバツ出場に大きく前進しました。静岡県勢対決となった7日の決勝は日大三島が制し、初優勝を果たしました。
静岡県大会を制した日大三島と、2試合連続逆転で勝ち上がってきた聖隷クリストファーの対戦。
聖隷に2点をリードされ追いかける日大三島は4回。1点差とし、満塁のチャンスで3番池口。センター前ヒットで2人が生還。この回一挙4点をあげ日大三島が逆転します。
対する聖隷は直後の5回、1アウト1塁3塁とし6番石橋。内野ゴロの間に1点を返しますが追いつくことは出来ません。
すると日大三島は、6回2アウト2塁3塁の場面でエースで4番の松永。ライトへのタイムリーヒットでリードを3点に広げます。
最後は松永が締めてゲームセット。静岡対決を制した日大三島が東海大会初制覇、20日から始まる明治神宮大会出場を決めました。
日大三島
松永陽登投手:「今までのピッチングだとあまい球だったり、打たれたりすると思うので、高い意識をもって取り組んで全国に通用するようなピッチング、バッティングをしていく」
日大三島はUー18日本代表監督を務めたこともある名将永田裕治さんが、去年4月に就任してからわずか1年7ヶ月での快挙となりました。
日大三島
永田裕治監督:「新チームを組んだ当初は東海のチャンピオンどころか、県のチャンピオンも想定していなかったので子どもたちの力はすごいなと」
東海地区のセンバツ出場枠は「2」で、決勝を戦った静岡県勢2校は来年春のセンバツ出場をほぼ確実にしました。センバツ出場が決まれば、日大三島は38年ぶり、聖隷クリストファーは初めてです。