無免許運転の中山県議の「辞職勧告決議案」提出へ 各会派異議なく…当時の所属会派も「虚偽説明は言語道断」 静岡県議会
静岡市清水区選出で、無免許運転問題が発覚した中山真珠県議に対する辞職勧告決議案が、県議会9月定例会で提出されることが決まりました。
中山真珠県議(8日):「大変申し訳ございませんでした」
中山真珠県議は無免許運転問題を巡り、当時の所属会派「ふじのくに県民クラブ」に対して、葵区の免許センターへの行きは自分の運転だったが、帰りは代行で帰ったと説明していました。しかし、関係者によると帰りも自ら運転していたとみられることが発覚。これを受け、ふじのくに県民クラブは「虚偽説明は言語道断」「本人に強く辞職を促す」と強く突き放す方針へ舵を切っていました。
そして25日午後、議長や各会派の代表者が集まり、中山県議に対する対応を協議しました。
静岡県議会 中沢公彦議長:「中山氏の…、議会として辞職勧告決議案の協議をしてもらうことが決まりました」
9月21日に開会する9月定例会で、中山県議に対する辞職勧告決議案が出されることが決まりました。いずれの会派からも異議はなかったということです。関係者によると、中山県議に対する辞職勧告決議案は、県議会9月定例会の開会日に提出され、採決される見通しです。