【静岡6区】高市旋風が中道ベテランを直撃 当選10回の渡辺氏が落選 地盤の沼津市でも自民・勝俣氏が上回る

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 別の部屋も設けられ。会場の外にも。スマホの先には…。

司会:「高市総裁、よろしくお願いいたします」

 静岡県内で唯一、高市総理が応援に入った静岡6区。

自民党 勝俣孝明氏(演説):「高市総理がここに来るということは、まさに最も厳しい選挙区だからです」

自民党 高市早苗総理(演説):「日本列島を強く豊かに、高市早苗。未来への責任、勝俣孝明、高市内閣で初めて、責任ある積極財政を進めることにしました。必ず日本は成長できる。必ず日本の未来は明るい。だから、力をください。この地域では何としても勝俣さん、勝俣孝明さんを勝たせてやってください」

 選挙戦、最初の週末。高市総理を迎えて、陣営の熱は一気に高まりました。同じ日の夜―

中道改革連合 渡辺周氏(演説):「高市総理大臣がこの6区に乗り込んできたと聞いております。渡辺周が勝つことで、何とか高市内閣に物申したい」

 当選10回のベテランが、プライドをにじませました。

(沼津市 1月27日)

 新党・中道の看板を掲げる、選挙戦。

中道改革連合 渡辺周氏(取材に):「ついまだ民主って口から出そうになるんですけど。立憲とかね」

(沼津市 6日)
 街頭に立てば、多くの公明支持者が駆け付けました。「中道しか勝たん」と書かれたうちわを持っています。

公明支持者
Q.作ったんですか?
A.「目立つように」
Q.抵抗感はなかった?元々の自民党から対抗馬の渡辺さんになって
A.「最初はもうびっくりしました。今は本当に納得して、心から応援しています」

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(沼津市 4日)
 対する自民党は、次々と大物を投入。

自民党 小林鷹之政調会長(演説):「何としても、勝俣孝明を小選挙区で上げる」

(沼津市 1月28日)
 片山財務大臣も、沼津に入りました。

片山さつき財務大臣:「高市政権に力を、勝俣孝明に力をお願いします(拍手)」

(沼津市 6日)

 「自民大勝」との情勢が伝わった、終盤戦。

中道改革連合 渡辺周氏(演説):「(自民が)300議席を超える。維新と合わせると3分の2を取りそうだと。私も目を疑いました。皆さん、300議席なんて与えないでください(そうだ!)」

自民党 勝俣孝明氏(最後の訴え):「何とか皆さん、小選挙区で勝たせてください。今一度、小選挙区で勝たせてください。勝俣孝明を、勝俣孝明を、今一歩、今一歩押し出してください」

 熱気のあった、勝俣陣営の“最後の訴え”。

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 対照的に、渡辺陣営の集会は空席も目立ちました。

中道改革連合 渡辺周氏(最後の訴え):「見えない敵と戦っているような気がするんですね。私はこれからもまだまだ政治家として、皆様方と共に歩んでまいりたいと思います。よろしくお願いします。ありがとうございます。本当にありがとうございます。ありがとうございます」

自民党 勝俣孝明氏(当選の弁):「捲土重来を果たすことができました。心より感謝申し上げます。本当に、本当にありがとうございました」

中道改革連合 渡辺周氏(敗戦の弁):「全ては私の不徳の致すところでございます。本当に申し訳なく思っております」

 敗れた要因については…。

中道改革連合 渡辺周氏「やはり自民党、高市さんに強い風が吹いていたと。何か大きな時代のうねり」
久須美舞記者「もし比例復活できなければ、今後の政治活動は? 引退も含めて考えは?」

渡辺氏:「まだ私64歳ですし、引退とか政治家を辞めるとか、全くそんなことは考えていません。3分の2を超える巨大与党をしっかりウォッチしていかなければいけないし、今こそ自分たちのような存在が必要だと思っています」

 今回で6度目の激突となった2人。渡辺さんが強さを見せてきた大票田の沼津市でも、勝俣さんが1万4000票上回りました。

【静岡6区】高市旋風が中道ベテランを直撃 当選10回の渡辺氏が落選 地盤の沼津市でも自民・勝俣氏が上回る

自民党 勝俣孝明氏(取材に):「やはり現役世代、特に若い世代の皆さんが投票に行っていただいた。これはすごく大きいのかなと思います」

 県内でも8小選挙区すべて自民党が独占し、“高市旋風”が鮮明に。中道は、前回小選挙区で当選した3人を含む5人全員が比例復活もできず、落選。

立憲民主党 源馬謙太郎県連代表:「あの人たちは非高市派みたいな、高市さんを降ろそうとしている、そんな構図に見られてしまった気はしました」

 前回は静岡4区で与野党一騎打ちを制した、国民民主党の田中健さんは、比例で復活当選を果たしました。

国民民主党 田中健県連会長:「まさか全ての選挙区でこのような形になるとは予想もしていなかったのが本音です。静岡においては野党として私一人ですので、大変大きな責任と使命があるなと、今思っています」

【静岡6区】高市旋風が中道ベテランを直撃 当選10回の渡辺氏が落選 地盤の沼津市でも自民・勝俣氏が上回る

 おととしの衆院選、去年の参院選と躍進してきた国民民主党。今回は1議席増にとどまりました。

国民民主党 榛葉賀津也幹事長:「やはり高市さんに対する期待と、野党が崩れた。崩されたというよりも崩れていったね、約30年の民主党時代がもう完全にピリオドを打ったと。プレイヤーもほとんど旧民主党を背負ってきた、野党を代表する錚々たる経験を積んだ議員たちが一斉に退陣したわけだから、まさに新しい時代の幕開けと言っていい」

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