在宅起訴の田久保前市長の退職金は支給凍結中…拘禁刑以上なら支給せず 市長「司法の場で真実を明らかに」 静岡・伊東市
静岡県伊東市の田久保真紀前市長が30日、卒業証書を偽造した罪などで在宅起訴されたことを受け、市職員からは法廷で真実を明らかにするよう求める声が上がっています。
起訴状などによりますと、田久保真紀前市長は東洋大学を卒業したと偽ろうとして、伊東市長に就任した直後の2025年5年29日ごろから6月4日までの間に、卒業証書とする書面を作成し、インターネットで印鑑製造販売業者に作成させた学長や法学部長の印鑑を押して偽造し、伊東市議会の正副議長や市職員に示したとされています。
また、大学を卒業していないと認識していながら、8月に開かれた市議会の百条委員会で「私が除籍を知ったのは、大学を訪れた6月28日だった」などと嘘の陳述をした地方自治法違反の罪に問われています。
起訴を受け、伊東市の職員からは法廷で真実を明らかにするよう求める声が多く上がりました。
伊東市 杉本憲也市長:「司法の場に移りましたので、しっかりと真実が明らかになって、皆さんに納得がいくような形で裁判が進んでいくことを願っている」
伊東市 近持剛史副市長;「前市長が起訴されたことは重く受け止めている。(騒動は)卒業証書が発端だと思いますので、それが本当なのか、前市長の口から司法の場ではっきりと答えていただきたい」
市幹部職員:「早く決着をつけてもらいたい。市政に混乱をもたらした責任があるので、市長をやっていた身として法廷でしっかりとした対応をしてほしい」
市職員:「在職中にうやむやにして市民や職員に説明してこなかった部分を法廷の場で明らかにしてほしい。市長でありながら悪いことをしていたのが事実なら許せない」
田久保前市長のおよそ192万円の退職金をめぐっては、市の条例に基づき、支給が差し止められています。市は裁判で拘禁刑以上が確定すると退職金を支給しないとしています。