【速報】静岡県警16人を処分 留置主任官の60代警部は減給3カ月 病院7階からの被告逃走事件
2025年12月、勾留中に入院した被告が、病院から逃げ出した事件で、静岡県警は16人を減給などの処分としました。
この事件は2025年12月、傷害などの罪で勾留中の54歳の男が、自ら腹を箸で刺して静岡県伊豆の国市の病院に入院中に7階の病室から逃げ出したものです。男は清水町で自転車を盗み逃走しましたが、12時間後に確保されています。
この事件で県警は、留置主任官の60代の富士宮署の男性警部を逃走防止の指示を具体的かつ十分にしなかったとして、減給100分の10、3カ月の懲戒処分としました。このほか富士宮署長と副署長が監督責任として本部長注意、留置業務に関わる富士宮署員13人が本部長訓戒、所属長訓戒、本部長注意、所属長注意で計16人が処分されました。
県警は1月、複数人ですべき監視を当時、警察官1人でしていたり、手錠の掛け方が不十分で男が自由に動ける状態だったり、カーテン越しに監視していたため男の動きを十分確認できなかったりした、とする調査結果を公表しています。
男はすでに逃走罪などでも起訴されており、2月に開かれた公判で、起訴内容を認めています。検察は男の動機について「留置場に戻れば対面監視となり、ストレスに耐えられなかった」と男が供述したことを明らかしていました。