【詳報】事前申請できず校長印を無断に使い時間外勤務の書類作成 5時間分の不正受給も 50代の学校職員を戒告 静岡県教育委員会
静岡県教育委員会は18日付で、時間外手当を不正受給したとして、伊豆市立の小中一貫校の50代事務職員の女性を戒告の懲戒処分としました。女性職員は2024年6月、虚偽の申請で時間外手当5時間分にあたる1万6280円を不正受給したり、同年10月から12月にかけて校長の私印を無断で使用し、校長の決裁を受けずに自身の時間外手当の支給について、不適正な事務処理をしたりした、ということです。
県教委によりますと、翌2025年1月、職員の時間外勤務命令簿に記載内容の不備が見つかり、校長が問い質したところ、無断で印鑑を使用し時間外勤務命令簿を作成したことを認めました。事前申請が間に合わなかった時間外勤務分を、月末にまとめて校長印欄に無断で押印していて、校長が席を外した際や、校長室で押印したこともあった、ということです。さらに市教委が職員の過去5年間の業務を調査したところ、時間外手当の不正受給が発覚し、職員は校長に不正受給を認めました。
職員は「校長から時間外勤務の事前申請を徹底するよう指導を受けたが、仕事をうまく進めることができず、事前申請ができなかった。申請したくても言い出せず、自分で時間外命令簿を作成してしまった。どうしてこんなことをしてしまったのだろうと後悔しかない」と話しているということです。