アメリカで心臓移植…岩倉花愛ちゃん天国へ 4月から幼稚園に通うも7月に体調が悪化 静岡・牧之原市
重い心臓病を患い、心臓移植を受けた静岡県牧之原市の岩倉花愛(いわくら・はな)ちゃんが亡くなったことが分かりました。5歳9カ月でした。
花愛ちゃんは、生後まもなく拡張型心筋症を発症。募金活動で寄せられたおよそ3億円で、2017年、アメリカで心臓移植の手術を受けました。帰国してから1年ほど入院。その後入退院を繰り返しながらも、今年4月には幼稚園に通い始めました。しかし、7月に体調が悪化し、再び入院。今月12日、肝不全のため大阪府内の病院で息を引き取りました。
人を笑わせるのが好きだったという花愛ちゃん。お母さんによると、知らない間に母親の携帯で、自分の写真を撮っていたこともあったと言います。お母さんは取材に対し、「花愛は精いっぱい生きて、最後まで笑顔でした。周りの方が応援してくれたから、その笑顔を見ることができました。感謝しています」と話していました。