原告側の「裁判官忌避」申し立てを棄却 浜岡原発運転停止訴訟で静岡地裁 弁護団は東京高裁に即時抗告

 中部電力の浜岡原子力発電所の運転停止を求めた裁判を巡って、原告側が申し立てていた裁判官の入れ替えについて、静岡地裁は申し立てを棄却しました。

 2011年から市民らが中部電力に対し浜岡原発の運転を停止を求めていた裁判。静岡地裁の平山馨裁判長は、両者に和解を提示していましたが、中電側が拒否したため和解の成立が見通せないとして、3月の口頭弁論で次回期日を取り消して結審しました。

 原告側は裁判の進行に公正性がないとして、裁判官3人の入れ替えを求める忌避を申し立てていましたが、静岡地裁は12日、裁判の公正を妨げるべき事情はないとして棄却しました。

弁護団 青山雅幸弁護士:「(裁判を)15年もやってきたことを、今更ながらそんなことで片付けようとするのは異常としか言いようがない。決定の時間がかかった割には、極めて形式的なものであったことは非常に残念。徹底的にきちんと争っていき、司法のあり方について見直す契機となればと思っている」

 弁護団はこの決定を司法の尊厳を害したもので不服として、14日付で東京高裁に即時抗告を申し立てました。

原告側の「裁判官忌避」申し立てを棄却 浜岡原発運転停止訴訟で静岡地裁 弁護団は東京高裁に即時抗告