「おもてなしの心」を大切に 静岡の発展に尽力したマッケンジー夫妻が暮らした旧邸宅が結婚式場に生まれ変わった
静岡の発展に尽力したマッケンジー夫妻が暮らした旧邸宅が、結婚式場に生まれ変わりました。どんなところにこだわった式場なのでしょうか?
●山下勇人さん(31)、凛さん(24)
「この誓いを忘れずに共に生きていくことを誓います」
山下勇人さんと凛さん。2人は静岡市駿河区のHOMAM=旧マッケンジー邸で結婚式を挙げました。
旧マッケンジー邸は茶貿易商で静岡茶の魅力を世界に発信したダンカンと、私財を投じて乳児院を造り、静岡市の名誉市民第1号になったエミリーのアメリカ人夫妻が暮らした旧邸です。
築80年以上が経ち老朽化していましたが、改修工事が行われ、都内でブライダル事業を手掛けるオンザページが結婚式場を増築。3月から結婚式場として運営されています。
●ON THE PAGE 石川佑也マネージャー:
「建物もこの歴史とモダンの融合、スパニッシュ様式がコンセプト」
旧マッケンジー邸は赤い瓦ぶき屋根と粗い白い壁が特徴のスパニッシュスタイル。国の登録有形文化財にも指定されています。
新たに建てられた結婚式場は、マッケンジー邸と同じく窓をアーチ状にするなどスパニッシュの雰囲気を演出しています。
●ON THE PAGE 石川佑也マネージャー:
「国の重要文化財とか有形文化財を結婚式場として再生させていて、結構全国の中でもそういった建物がすごく人気があります」
旧邸の1階にあった書斎や食堂は待合室に。ダンカンが実際に輸出していたお茶の箱を飾り、県内産のお茶で客人をもてなします。また、夫妻2人の功績を称えたギャラリーも。2人は「おもてなしの心」を何よりも大切にし、ここから臨む駿河湾の景色を訪れた人と共有していたといいます。
快晴に恵まれたこの日、チャペルや披露宴の会場からこの景色が。この設計も2人が大切にした「おもてなしの心」に通じるところがあるといいます。
結婚式場は全スタッフで訪れた人をもてなすため、会場貸し切りで1日2組限定です。
●ON THE PAGE 石川佑也マネージャー:
「そういったところがマッケンジーご夫妻の思いとも一番通ずる部分なのかなと。皆様に笑顔をお届けできるような時間を提供していきたいなと」
●新婦・凛さん(24):
「パパとママの娘に生まれた私は本当に幸せ者です。これからは勇人さんと支え合いながら新しい日々を大切に重ねていきます」
新婦・凛さんは友人一人一人とゆっくり話す時間を、スタッフが設けてくれたところに「おもてなしの心」を感じたといいます。
●新婦・凛さん(24):
「一人一人に今までの感謝を気持ちを込めてお一人お一人と時間を大切にさせていただきました」
●新郎・勇人さん(31):
「色々大変なこともあると思いますけど、それに負けないぐらい笑顔でいっぱいの家庭を築けたら良いなと思います」
おもてなしの心を大切にしたマッケンジー夫妻。2人の思いは時を超え今を生きる若い夫婦の門出を見守っています。