静岡県でも『大谷フィーバー』…翔平モデルの腕時計にドジャース関連グッズ すぐに売り切れ「特設コーナー」撤去のスポーツ店も /今年の静岡
日本を飛び出し、今や世界を代表するスーパースターとなった大谷翔平選手。エンゼルスで数々の偉業を成し遂げた2023年シーズン。新天地・ドジャースでの活躍にも期待が寄せられるなか、25日、静岡県内に大谷選手から“プレゼント”が。
児童にはグローブのプレゼント
県内の一部の自治体に届いたのは大谷選手が全国各地の小学校に寄贈を発表したグローブです。
島田市の担当者:「実際に手に取ってはめてみて、大谷選手の気持ちを感じながら野球に触れて欲しいなと感じています」
大谷選手のサインとシリアルナンバーが刻印された腕時計
WBCの優勝以降、今まで以上に注目を集めた大谷選手。県内ではこんな現象が起きていました。
伊地健治アナウンサー(3月):「富士市内にある貴金属店です。こちらは時計売り場なんですが、大谷選手と時計が一緒になったポスターがあります」
富士市内の貴金属店にあったのは、大谷翔平モデルの腕時計。裏面には大谷選手のサインとシリアルナンバーが刻印された限定品です。モデルの新しさに関係なく、高級腕時計が飛ぶように売れていました。
安心堂富士店 瀧公哉さん:「完売後も電話での問い合わせが各店多くて「申し訳ございません」と断ってしまうケースがどうしても多かった」
他にも、大谷選手が愛用しているマットレスや、化粧品、さらにはエンゼルス仕様の来年用カレンダーなど、県内でも“大谷旋風”が巻き起こっていました。
反響すさまじく…グッズ再入荷の見通し立たず「特設コーナー」撤去
笹村朱里アナウンサー(22日):「静岡市内のスポーツショップです。こちらに大谷選手の特設コーナーが設置あったそうなんですが、現在はありません。そしてドジャースのロゴの入ったキャップはほぼ残っていないということです」
ドジャース移籍を期に、こちらのスポーツ用品店では県内各地の店舗で大谷選手特設コーナーを設置。ところが、反響は凄まじく、2日ほどでグッズはほぼ完売。グッズ再入荷の見通しが立たないことから、特設コーナーは撤去することになってしまいました。
SPOPIAシラトリ静岡店 佐藤正幸主任:「急きょ、ドジャース関連のグッズを展開したが、(移籍の)発表から会見までの間に商品はほぼほぼなくなってしまった。ドジャースというチームがメジャーなチームなので、ある程度は(人気が)あるかなと思っていたが、ここまで早くなくなってしまうとは思っていなかった」
店側もこれまでに経験がないという売れ行き。現在店内にある、大谷選手の関連グッズはというと…。
笹村朱里アナウンサー:「ありました。大谷翔平選手のグッズです。エンゼルス時代の姿がプリントされたTシャツですね。ただご覧のように子ども用のサイズしか販売されていないということです」
SPOPIAシラトリ静岡店 佐藤正幸主任:「手配はかけているが、なかなか集まらないような状況。問い合わせが多くあるので、「ごめんなさい。用意ができていません」というのは、かなり心苦しい」
来年もさらなる盛り上がりが予想される大谷フィーバー。店側も期待感を口にします。
SPOPIAシラトリ静岡店 佐藤正幸主任:「WBCから始まって、かなり大谷選手の活躍を通じて子どもたちが野球をやってみたいというところで、スポーツショップに行ってみようという流れがかなりできているので、来年もそういったところを期待している」