ばん馬「ハクウンリュー号」の雄大な走りで竜巻被害から復興へ~さがら草競馬 静岡・牧之原市

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静岡県牧之原市の初夏の恒例行事「さがら草競馬」に北海道から巨大な馬がやってきました。その訳は…。

 海岸のコースを駆ける「さがら草競馬」は今年で47回目を迎える牧之原市の初夏の恒例行事です。

 今年ははるばる北海道・帯広から特別な馬が招待されました。

坂井剣一郎記者
「様々な種類の馬が集まっていますが、今回の主役はこの馬なのではないでしょうか。今にも走りたそうにうずうずしています」

 通常のサラブレッドのおよそ2倍、1トン近い体重があるこの馬は、「ばん馬」という品種のハクウンリュー号です。

 ばん馬は明治時代北海道の厳しい気候の中、農地を耕すために改良されました。

 現在はソリに乗った騎手を引っ張りながらゴールを目指す「ばんえい競馬」で知られます。

 早速大勢の観客に囲まれるハクウンリュー号。

 ぬいぐるみを持ったファンの姿も。

名古屋から女性
「白くて大きいけど優しそうなところがとっても好きです」

 ハクウンリュー号が牧之原市に来た理由は。

相良草競馬実行委員会 西澤正義副委員長
「皆さんに見てもらって、少しでも復興の足掛かりになるようにと」

 2025年9月の台風15号で牧之原市では竜巻が発生し、住宅1000軒以上に被害が出ました。

 一時は「さがら草競馬」の開催も危ぶまれましたが、実行委員の有志がクラウドファンディングを立ち上げ、多くの寄付が集まり、ハクウンリュー号を呼ぶことに成功しました。

クラファンした牧之原市(坂部地区)の親子
「自分のところもそんな被害はなかったんですけど、 いっぱい支援していただいたので」

 雄大な走りを見せるハクウンリュー号。

 厳しい環境でもひたむきに前を向く大切さ見せてくれました。