エアコンいつ買ったらいいの? 「エアコン2027年問題」とは? 静岡県内は真夏日に迫る暑さの中
静岡県内は気温も上がり浜松市・佐久間では真夏日に迫る暑さとなりました。エアコンの2027年問題への対応も求められています。
●大野裕輝記者:
「浜松市天竜区佐久間町に来ています。きのう、この場所は30℃を超えたということですが、手元の温度計は午後1時半現在で30℃を超えています」
19日の県内は高気圧に覆われ、各地で気温が上昇。きのうまで2日連続の真夏日となった浜松市の佐久間でも、真夏日一歩手前の29.9℃と、7月上旬並みの暑さとなりました。
●70代:
「早いんですよね、夏が来るのが。何年も前は5月はまだ肌寒いというのが結構あったが、今は全然それがなくて極端に暑い」
きょうの最高気温は、熱海市網代で29.0℃、東伊豆町の稲取で28.4℃など、3つの地点で今年最高を記録しました。
迫る、夏本番。県内の家電量販店では…。
●大場舞桜アナウンサー:
「これから本格的な出番を迎えるエアコン。こちらの売り場にも様々な種類が並んでいるんですが、いたるところに 『エアコンの2027年問題』 『お得なエアコンが製造終了』 と書いてあるんです」
エアコンの「2027年問題」とは…。
政府が定める、2027年4月からエアコンの省エネ基準が大幅に引き上げられることで、エアコン全体の高性能化が進み、価格の上昇が予想されること。
今の売り場には、すでに基準を満たしている製品と、そうでないものが混在。店頭の目立つ場所に、比較展示のスペースが設けられていました。
●コジマ×ビックカメラ富士店 須原翼主任:
「省エネ基準達成率104%とある。このパーセンテージが100%を超えているものを省エネエアコンと呼んでいる。それに対して、こちらのモデルを見てもらうと、ここが87%とあるので、100%を満たしていないため今後製造が終了していくモデルになる」
従来のエアコンに比べて本体価格が高くなる省エネエアコンですが、高性能化によって消費電力は抑えられ、ランニングコストは安く済むといいます。
資源エネルギー庁の試算によると、6畳用のエアコンでは、年間で2760円の電気代を削減でき、平均使用年数の14年間で、トータル4万円を削減。14畳用なら、14年間で18万円の削減効果が期待できるとしています。
省エネ基準を満たさない低価格帯のモデルは、来年には買えなくなるかもしれません。
エアコンメーカー大手のダイキンは、「来年の春にかけて、販売するモデルをすべて新基準に対応させる方針」とするほか、三菱電機は「6割が新基準に対応していて、さらに拡大させる」としています。売り場では、駆け込み需要も…。
●コジマ×ビックカメラ富士店 須原翼主任:
「年明けからお客様が徐々に増え出しているので、2027年問題が大きく影響しているのではないか」
この日も、買い替えを検討する人の姿が…。
●客(エアコン5台買い替え 70代夫婦):
妻 「なくなっちゃうと困るね、なんて言って」
夫 「なんせやばいなと思って。ちょっと慌てて、早いことやろうと」
●客(10年以上使用 50代男性):
「今年買った方が安いだろうなと。来年のモデルを見ないと、どのぐらいお得なのかも分からないのといつ壊れるかというのは家電なので、急に高いのを買わなきゃいけない怖さはある」
いつ買い替えるのが、お得なのか。悩ましいエアコン選び、購入のポイントは…。
●コジマ×ビックカメラ富士店 須原翼主任:
「例えばリビングとか長時間使うエアコンはやはり省エネエアコンにした方がいいとおすすめしている。年間1万円以上の電気代の差になる機種も多くあるので、10年使えば10万円以上お得に利用できる。夜寝るだけとか、短い時間であれば、消費電力が比較的多くても、コストも安くなるし、低価格帯の製品でもいいのかなと」